【YCCスタジオ八尾】教えることは一方通行ではない

こんにちは!YCCスタジオ八尾ですm(__)m
こんにちは。
あらためましてYCCスタジオ八尾のブログの中の人こと
管理者の古川です。

やっと行けました。
面白いと話題にあがっていたフランス映画
『ファンファーレ!ふたつの音』を見てきました。

主人公は世界的指揮者。
病気をきっかけに生き別れた弟がいることを知り
二人の交流が始まります。

恵まれた環境の中才能を伸ばし名声を得た兄。
閉塞した状況の中日々の暮らしを過ごしてきた弟。

文字通り別世界の住人であった二人ですが、
二人には音楽という共通点がありました。

価値観の違いに反発しあうこともありましたが、
兄は弟に音楽の才能を見出し、
指揮者になることを勧めます。
無理だとためらう弟に自分が教えると告げます。

色々あって物語はフィナーレを迎えます。
フィナーレの中で弟の指揮するボレロの合唱と
兄のオーケストラの演奏するボレロ
のコラボで物語はクライマックスを迎えます。
ボレノの使い方はある意味「ベタ」ですが、それゆえ不覚にもウルっときてしまいました。

通俗的な意味においては決してハッピーエンドではなかったかも知れません。
皮肉家は「結局、全部無駄だっと」と吐き捨てるかもしれません。

「教える」ということは一方的に知識や技術を与えることではありません。
教えた側も相手からたくさんのことを受け取っています。
映画を通して、今更ながら思い起すことができました。
私も支援者として残された時間はそれほど多くはないと思いますが、
残された時間を大切にし、少しでも多くの方と
伝え伝えられたらと思います。



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