YCCこども教育研究所は、発達に課題のあるこどもたちを
対象とした成長を支える活動を専門的に行う
児童発達支援/放課後等デイサービス事業所です。

発達に課題を持つこどもたちの中には、生まれ持った発達のアンバランスさを持っていて、それによって、人との関わり方につまずきを持つこどもがいます。
また、中学生や高校生といった青年期になると人間関係はより複雑になります。
「人との関わり方がうまくいかない」ことが積み重なると、次第にストレスを抱えるようになり、「自分は人と上手に関わることはできない」と思い込んで、人と関わろうとする意欲が失われていきます。
YCCこども教育研究所(SST部門)では、特別支援教育や神経発達症の知識を持つ専門のスタッフ(臨床心理士、公認心理師、保育士など)が、こども一人ひとりの認知の発達や心理面などをアセスメントしながら、適したトレーニング課題を継続的に行うことによって、少しずつ、確実に成長していくことをサポートさせていただきたいと考えております。

「YCCこども教育研究所(SST部門)」教室紹介

YCCこども教育研究所(SST部門)の教室は大阪府下に2か所あります。
どの教室もこどもたちと保護者様の笑顔のために丁寧な支援を行っています。
お近くのYCCこども教育研究所をおたずねください。

YCCこども教育研究所の独自のサービス

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ソーシャルスキルトレーニング(SST)に特化
YCCこども教育研究所(SST部門)では、対人関係につまずきを持つこどもたちに、人とうまく関わる方法を共に考えて、様々な挑戦をしていきながら、達成感と自信を持てるように関わっていきます。知的な障害がみられなくても、発達のアンバランスのために特定の概念の理解に乏しかったり、できなかったりすることがあるのが神経発達症の特徴です。神経発達症の中には、LD(限局性学習症)、ADHD(注意欠陥多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)がありますが、対人関係に多くの困難が生じることがあります。
 
このような社会性のつまずきを持つこどもに、「ルールを守りなさい」と厳しい口調で繰り返し伝えて、長時間にわたる説教をすることで、反省させていく指導を行うことがあります。しかしながらこのような方法は、こどもの自尊感情を低下させてしまい、対人関係を築こうとする力を弱めてしまうことが多いのです。
 
 発達に課題のあるこどもたちにとって必要な支援方法はそれぞれに異なっているため、専門的な視点で対応することが望ましいと考えられます。スタッフは、神経発達症等を専門とする安原医師による勉強会、外部の各種研修会などに積極的に参加することによって、より良い支援を行うことができるように学びを深めています。
また2023年4月から運動を通してSSTを行うクラス『YCCわくわく教室』も新たにスタートし、様々な特性を持つこどもたちの支援の場をより幅広く提供していきます。
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オーダーメイドの指導方針
YCCこども教育研究所(SST部門)では、心理スタッフ(臨床心理士、公認心理師)と教育スタッフ(元教員・保育士)を採用することで、こどもたちを専門的な視点で見極め、特性に応じた指導を行っています。こども一人ひとりに対して「社会性のつまずき」の原因を考え、個々のニーズに合わせた支援方法を具体的に示し、適切な行動変容を促していきます。それによって、効果的に問題解決を図ることをねらいとしています。放課後等デイサービスの中で、ソーシャルスキルトレーニング(SST)を専門に取り組んでいる事業所は少ないと思います。
YCCこども教育研究所(SST部門)は、専門的な知見や経験を持ったスタッフの採用と育成に努めております。
私たちが目指しているのは、こどもたちが自信をもつようになり、活動を通じて好きなことや得意なことを見つけて、上手に人と関わることができるように、安心できる学べる居場所を提供することです。

もっと私たちの活動についてお知りになりたい方へ

*児童発達支援、放課後等デイサービスともに50分、土曜の午後のクラスのみ90分です。
*SST活動は子どもの課題に応じて段階的なサポートを行っております。
*集団活動が難しいと判断される場合は、個別活動として対応させていただくことがあります。