YCCもこもこ管理者に聞く②
もこもこに向いているのはどんな人?

児童発達⽀援・放課後等デイサービス事業所「YCCもこもこ」。今回は、教室管理者である北岡さん、久保⽥さん、福⽥さんの3⼈にもこもこの魅⼒を詳しく伺いました!クロストーク動画はYouTubeでも公開中です。

お話を聞いたひと

もこもこに向いているのはどんな人ですか?

久保田さん

それはもう、学習支援なので勉強が嫌いじゃない人ですね。嫌いと苦手、得意と好きというのはイコールではないと思っているので、勉強が苦手でもいいけど嫌いじゃない人が向いていると思います。勉強が嫌いな人に教えられたくはないですよね。
勉強っていうのは学校の勉強ももちろんだし、学校で習うもの以外にもいろんなことについて勉強しないといけない。発達障害がどんなものか、病気はどういうものなのかなども学ばなければいけないので、勉強が嫌いじゃない人が向いています。

福田さん

僕は、入社してそれで終わりな人は、向いていないかなと思います。入社して、もう勉強しない、その場で過ごせたらいいという人は。だから、見守りだけの放課後等デイサービスじゃないよということですかね。日々勉強もしてもらわんとあかんし。

久保田さん

もこもこは学習支援をしている場所なので、学習支援に関してはプロフェッショナルな人が集まっています。例えば数学を教えてって言われときに、自分は数学が苦手で困ってしまったとしても、数学が得意なスタッフが教えてくれる。どのように教えたらいいのか、考えたらいいのかみたいなことを、まず先輩たちが教えてくれます。どれだけ頑張っても、得意不得意はあります。数学がずば抜けて得意な人もスタッフにいれば、国語の方が得意な人もいます。国語もどうしても漢字が苦手な人もいますが、その部分はフォローし合うことでなんとかなるので、やっぱり勉強が嫌いじゃなかったら向いていると思います。

北岡さん

(勉強が嫌いではないことが)絶対、大事なところだと思います。でないと、入ってからが大変かもしれないです。勉強をすることを楽しいと思える人だったらバッチリなのかなと思います。そして学習ではないところで言うと、もこもこには困難を抱えてこられる人が多いので、相手の気持ちに寄り添える人が向いているんだろうなというのは思います。

福田さん

本当にそう思います。学ぶこともそうですし、自分が担当する子どもは困っているから来ているので、それを先生とだったらできると思える場所がもこもこ。教材づくりもそうですけども、子どもが好きなキャラクターを使ってみたりね。相手への思いやりが強い人じゃないとできないと思います。子供に対して、同じ目線でできる人じゃないと。あと趣味ね。いっぱい持ってるほうが得ですよね。
趣味をいっぱい持っていると、すぐ子どもと距離が近くなれるんで。「ゲームなんか私しないですよ」「そんなん知りません。漫画なんか読まないですよ」という人もいるかもしれない。でも、それも仕事のうちなんですよ。子どもと一番近くなるには、アニメ映画をやってるんなら観に行ってみようかなとか、こんな漫画も見てみようかなとか。そういう努力をしないと、寄り添うことができないと思います。やっぱり、ここに来て安心して楽しんでもらえるところにしないと。エンターテイナー的なところもあるので。「先生それ知ってるで」と言って子どもが「あ、俺もやってるよそのゲーム」みたいに盛り上がったときに、「じゃあまずこの勉強やってからやろか」って言うと素直にやってくれる。まずプリント1枚やってから話しよかとか。そういう持って行き方があります。だから、いかに先生がアンテナはっておくかというのが大事です。コミュニケーションですよね。

この仕事をめざす人へ

久保田さん

学生さんの場合は、アルバイトやボランティアができる幼稚園や保育園に行って、子どもが生活している現場に入ってみるのが良いと思います。

北岡さん

放課後の学童保育など公立の施設でもアルバイトできる場所がありますからね。

久保田さん

子どもとやり取りするところまでは行かなくても、実際に現場に行くことで子どもがどういう世界に生きているのかが分かってきます。

北岡さん

そうして、子どもに自然に話しかけられるぐらいになるといいと思います。誰でも最初は何と言葉をかけたらいいか分からないかもしれませんが、ずっとそれが続くようだと子どもも自分もしんどくなってしまうので。そういったことに気づくことのできる機会だとも思います。

福田さん

そうですね。学童でのアルバイトとか、そういうのが好きな人はいてると思います。僕らは親御さんとも話をする必要がありますが、そこがめっちゃ緊張するという人もいると思います。僕は人としゃべるのは全然緊張しないですけど、苦手な人はすごい苦手なので。もこもこでは教室移動なども年に一回ありますが、それぞれの教室でやることはそんなに変わらないですし、優しいスタッフが多いです。専門的なことも先輩が教えてくれるので、安心して働けると思います。ただ、自分から心を開いてくれないと同じ教室でやっていくには難しいこともあります。働く際には自分をオープンにして取り組んでもらうと、いろいろなことを吸収しやすくなると思います。

インタビュー動画はYouTubeでも公開中!

ぜひご覧ください!
※内容は取材時点のものです。